本年度、「心は灯りと音と森の研究所」では、明治学院バッハアカデミーの芸術監督であり、音楽学者として、近年は指揮者としても活動されている、樋口隆一先生を、お迎えし、樋口隆一先生の奥様のお祖父様にあたる、20世紀の日本の偉大な詩人、尾崎喜八の著作に想を得た、講演会を催します。詳細等は、順次、皆様にご報告いたします。
尾崎喜八は、当法人の長野支部と関連する富士見町とも縁の深い詩人です。戦後、尾崎喜八は、分水荘を拠点に、長野県と山梨県の境にある富士見町で7年の歳月を過ごしました。彼の後期の傑作の幾つかは、此の自然の厳しさに満ちた土地で書かれました。
(尾崎喜八が暮らした、分水荘に建つ、記念碑)
ご縁があり、今回、新設したばかりの組織の講演会に、樋口先生をお迎えできることは、私達の喜びであります。今後も、「心は灯りと音と森の研究所」では、理事長の想いである、暖かな白熱灯の「灯り」に彩られた暖かな文化、地元の木々や風土を後世に伝える活動、「音」を通じた心の交流など、三つのキーワードを、それを結びつける「心」を大切に、福島の森、「灯り」を大切にする亀戸、「音」と木々に彩られた南アルプスの大地を中心に、日本の文化にささやかながら貢献できる活動を行ってまいります。
【樋口隆一先生の講演会】
2016年10月29日(土)
午後1時30分:開場、午後2時:開演
(全席自由)
入場料*2,500円(全40)
*入場料には、当日の茶菓子も含まれます
*詳細は、今後、順次発表します
主催:NPO法人「心は灯りと音と森の研究所」
協賛:オーデリック(株)ライティングハウスTokyo(株)
後援:長野日報社(株)正光社(株)長野県富士見町教育委員会
(富士見町にある、尾崎喜八の記念碑)
(会場にある、シャンデリアと、建物の象徴であるカワセミ)