「灯は人の心を癒す」といいます。
「あかり」には、ろうそく・白熱電球・蛍光灯・LED照明等があります。
目からはいってくる光は、各種の神経に作用し人間の体調に影響を与えます。
蛍光灯の明るく白い光は交感神経を刺激し、活動を高めます。また白熱灯の暖かい光には、副交感神経を刺激し、心を落ち着かせる働きがあります。
ヨーロッパのホテルや家庭の照明は白熱灯が中心です。日本人からすると部屋は暗いように感じます。それはヨーロッパ人にとってホテルや家庭は休息の場です。仕事をする場ではないため、明るくないのです。
ヨーロッパ人にとって夜は明るくなくてかまわないのです。
ふりかえって日本では、職場も家庭も昼間のような蛍光灯やLEDが多いようです。勉強部屋やキッチンは作業するところなので蛍光灯やLEDがよいと思います。
しかし家庭がすべて蛍光灯やLEDではくつろげないでしょう。
「灯を大切にしていきたい。」と私たち「心は灯と音と森の研究所」は考えています。
灯をしっかりみつめてそれをひろめていきたいと考えています。
「音楽で人の心はいやされる」といいます。
海や川で波やせせらぎを聞いて、気持ちが落ち着いた経験のある人は多数いると思います。
胎教で快い音を聞くことは赤ちゃんに良いこととされています。音は心をいやす力を持っています。
古代ローマでは、音楽を「心の薬」として使われていたそうです。
大きな笛のような楽器を病人の胸に押し当てて、その楽器を演奏し、心があるとされた胸の部分に直接音を届けて治療としたそうです。
モーツァルトの音楽を聴くと頭からα波がでて神経を休ませる働きがあるそうです。またモーツァルトのソナタを学生に聞かせたところ、IQが8~9ポイントアップしたそうです。
私たち「心は灯と音と森の研究所」は、音楽を通して人の心に癒しや励ましを届けたいと考えています。
化石燃料の普及に伴い里山林の利用が廃れ、森に人手が加えられなくなりました。
やがて里山は荒廃し笹や葛が繁茂し、樹木の成長が阻害されてしまいました。また里山を住処としていた生物たちもいつしか里山を追われ、あるものは奥山に逃れ、またあるものは食料を求めて人里に出没して危害を加えるようになりました。
これは戦後の拡大造林による人工林の増加が招いた食糧不足と、里山の奥山化が招いた藪の拡大による影響です。
薪炭林としての役割を失った里山には人が立ち入る機会がなく奥山と化し、金銭的な魅力を失った山間部では生産年齢層の人口流出を招き、やがて限界集落が出現するようになりました。このような里地の衰退は、これからの日本が抱える社会問題となりつつあります。
心は灯と音と森の研究所では、荒廃した里山を健全な里山に蘇らせるために福島県会津若松市の森を購入し、里山の再生活動を開始しました。
都市と地方の人口バランスが崩れた今、都市で経済活動を行う企業が地方の里山に出向き、里山を再生する活動を行うことを、地方が抱える社会問題に取り組む一種の社会貢献活動(CSR活動)と捉えております。
里山再生のパイオニアとして、また金銭的な価値を求めず新鮮な魅力に溢れる森を目指す、真のCSR活動としての里山再生を見守ってください。
各拠点で使用するエネルギー(電気・ガス・水道・灯油・ガソリン)の使用量を月毎に把握し、使用量の削減に努める。
【電力使用量】
電力使用量の大半を占める照明およびエアコン使用には特に気を配る。
日中の不要な照明の松濤・間引き点灯を実施する。
エアコンの設定温度を夏場28℃以上、冬場20℃以下にする。
熱帯林の違法伐採に歯止めをかけるよう、管理された森の木材から作られる、認証紙(FSC認証・間伐材)を利用する。
【FSC認証紙とは】
FSC(R)(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)の基準に従い、適切に管理された森林から切り出された木材を原料にした用紙である。
【間伐紙とは】
間伐材パルプを原料とする。
業務において大量に使用し時期が来れば廃棄されていたカタログやパンフレットを古紙業者に持込み、再生紙の原料として提供する。
社内で使用された紙もシュレッダー処理せず、溶解処理を行うことにより再生紙の原料として提供する。
また紙の使用量を削減するために両面印刷・2in1印刷・製本印刷を活用する。