黒田亜樹さん(ピアノ)のプロフィール

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3月12日(金)の主催コンサートへご出演される、黒田亜樹さんのプロフィールです。

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黒田亜樹さん(ピアノ)

 東京芸術大学音楽部ピアノ専攻卒業後、イタリア・ペスカーラ音楽院高等課程を最高位終了。
 
 フランス音楽コンクール題1位。フランス大使賞、朝日放送賞受賞。ジローナ20世紀音楽コンクール現代作品特別賞受賞。現代音楽演奏コンクール(日本現代音楽協会主催)で優勝、題6回朝日現代音楽賞受賞。
 
 卓越した技術と鋭い感性は同時代の作曲家からの信頼も高く、「ISCM世界音楽の日々」「現代の音楽展」「サントリーサマーフェスティバル」「B→Cバッハからコンテンポラリー」などに出演、内外作品の初演を多数手がけた。
 
 現代音楽の分野にとどまらず、葉加瀬太郎(ヴァイオリン)、小松亮太(バンドネオン)、三浦理(筋肉少女隊)、藤原真里(チェロ)、漆原啓子(ヴァイオリン)、橋本一子(ジャズピアノ)、RIKKI(島唄)、らと共演。ポップス、タンゴ、ワールド・ミュージック、アヴァンギャルド、舞台音楽などジャンルを超えた活動を行なっており、TV番組やCM音楽の作曲やアレンジ等も多く、作曲家植松伸夫氏の指名で収録した「ファイナルファンタジーXピアノコレクション」で話題となる。
 
 傾倒するアストル・ピアソラの演奏に於いて内外の評価を確立し、ビクターより2枚のアルバム「タンゴ・プレリュード2000(ミレニアム)」をリリース。アルゼンチン・タンゴの本質を捉えた表現と大胆なアレンジは各方面で注目される。
 
 以後、ミラノに拠点を構え、イタリアやスイスなどの作曲家・演奏家とのコラボレーションで、欧州各国へ活動の場を広げており、クラリネットのアレッサンドロ・カルボナーレとイタリア・日本で定期的にデュオを続けるほか、オーボエのダヴィット・ワルター、トランペットのアントンセン、プロメテオSQ、指揮のジョルジョ・ベルナスコーニらと共演する。サルデーニャ・カリアリのSpazio Musica現代音楽祭では、図形楽譜を含むブソッティの最新作、「Tastiera Poetica(詩的鍵盤)」(2008)を世界初演した。
 
 イタリア・パルマのレッジョ劇場で、70年代ロックのカリスマ、キース・エマーソンの代表作「タルカス」を作曲家マウリツィオ・ピサーティとともに現代音楽として蘇演、ムソルグスキーの「展覧会の絵」との斬新な組み合わせで、聴衆に熱狂的に迎えられる。
 
 引き続き、ミラノでレコーディングした3rdアルバム「タルカスと展覧会の絵」をビクターより発表。ロック、クラシックファン双方から支持され、キース・エマーソン自身より賞讃される。
 
 2009年シチリア・カターニアのエトネ音楽祭にて、ELPのフィルムとともに「展覧会の絵&タルカス」を演奏、満場の観客を総立ちさせた。
 
 20世紀作品を中心としたレパートリーでは、ソロ活動のほか国内外の主要なオーケストラ、アンサンブルと共演しており、レパートリーには、ジャズの即興演奏のカデンツァを含むレジス・カンポの協奏曲のほか、シェーンベルクのピアノ協奏曲、エマーソンのピアノ協奏曲、ジャルレのピアノ協奏曲「Abschied」、南聡のピアノ協奏曲「彩色計画」などが含まれる。
 
 各地での活発なセミナーのほか、ミラノG.マルツィアーニ音楽院より定期的に特別講師として招かれ、国際コンクールの上位入賞者を多数輩出。ピアノ演奏の優れた教師としても知られる。

特定非営利活動法人 心は灯と音と森の研究所

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